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「“いいとこ取り”は、百害あって一利なし」

「“いいとこ取り”は、百害あって一利なし」

ヒトも企業も得意な部分と得意でない部分を持ち合わせています。
勿論、得意でない部分を強くし、得意な部分は更に成長させる為に
切磋琢磨の毎日ですが、簡単なコトではありません。

特にコスト面においては、頭を悩ますコトは良くあります。
全体を各社ごとに見積提出をお願いし、
最終的に一番安い部分を“いいとこ取り”して発注する。
また、分割発注や一番見積価格の低い企業に合わせての交渉する。
発注側の心理としては良く判りますが
これは“百害あって一利なし”と考えるコトが懸命です。

何故なら請負側も重々研究をしての見積をしています。
夫々の企業の得意分野を活かした統合での発注と
単に価格だけの分割発注とではヒトもモノも心がないモノに
なりかねないコトを忘れない方がよいでしょう。

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