「間違ったコストダウン」
2014.09.21
カテゴリ：ブログ
「間違ったコストダウン」
組織再編が行われると経営者、管理者は「まず、前任者との差別化」を念頭に行動を起こします。
自社、自部門の中長期的な目標設定に基づいて「自社（自部門）の仕組の構築」へ向かう場合と「コストダウン：利益の向上」へ向かう場合に大別されます。
企業は、「利益を継続的に確保する」事が社会貢献を含めての大前提ではありますが一歩方向性を間違えるととんでもない「勘違い」な「間違ったコストダウン」へ傾くものです。「直ぐ効果を出したいために取引先に価格の値下げを要求」する。現実はこの方法がとられる事が多くあります。
しかし、この方法は間違っていませんか？取引先の協力があって自分の会社は成り立っている事を認識せず叩きまくる。下請け支払遅延防止法はご存知でしょうか？
又、堂々と消費税分の値下げを要求する等、本末転倒の横暴です。
先ず経営者・管理者は「自社のコストダウン」をすべきです。こんな買いたたきの「簡単なコストダウン」は信頼関係の崩壊に繋がり、しいては会社の崩壊に繋がります。取引先とは常に信頼関係が最も重要です。先ず取引先に利益を出して貰い次に自社です。自社を取り巻く環境全てとの信頼関係を構築できてこそ経営のあるべき姿だと考えます。
「我社ももしや？」とお考えの経営者、管理者の方は、弊社ウェブサイト内「改善事例6：品質向上とコストダウン」をご覧下さい。永遠に会社を存続されるに、なくてはならないヒントが盛り込まれています。
